6月20日(金)、カンムリウミスズメの生息調査を実施したので報告します。
久しぶりにカンムリに出会うことができました。
3月の初めに出会って以来の出会いです。
天気:晴れ
調査時間:10:23から15:37まで
調査結果:カンムリウミスズメ 9(2+4+3)
このところ、梅雨入りしたにもかかわらず連日の猛暑。
この日も午後には30度を越えそうな暑さが予想されたが、船が走り出すと思ったより暑さは感じない。
港を出てすぐのところで、スナメリが見られる。
何度も浮上するので、後を追うが、結局一枚もシャッターを切らずじまい。
船長さんはスナメリの子供だろうと言っていたが、最初に目撃した個体は、それなりの大きさがあったようなので、親子連れだったのかもしれない。
海上はベタ凪で海面は白く、鳥探しには絶好の条件だ。
蒲井沖でもスナメリが現れる。
時折見られる海上浮遊物を丹念に確認するが、一向にヒットしない。
宇和島方面へ進んでいた船が沖合へ進路を変えてすぐ、船長さんが2羽のカンムリを船の直ぐ近くで見つける。
ちょうどその時、私はGPSの地図表示を操作していてまったく気がつかなかった。
それまでは180度の範囲を繰り返し双眼鏡で見続けていたのに、ちょっと目を離した隙にカンムリ発見の栄を逃してしまった。
よくあることだが実に悔しい。
船長さんは久しぶりの出会いにとても喜んでいる。
TさんもSさんも喜んでおり、私も出会いそのものは嬉しいのだが、自分が見つけたという特別の喜びを味わいたかったのである。
人間が小さいと言われれば、そうなのだが、長年調査を続けている私にとっては、モチベーションの維持に欠かせない要素の一つでもある。
この2羽、こちらを警戒する様子もなく、水中覗き込み行動を繰り返していた。
換羽の進行状況から成鳥のペアと思われたが、この時期のカンムリの羽衣は個体差があり断定はできない。
(この調査は、パタゴニア環境助成金、LUSHチャリティバンク助成金 を受けて行いました。 敬称略:五十音順)
※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。

