2021年10月24日

ナメクジウオ観察会 10月24日(日) 参加者感想

10/24に日本自然保護協会と共催で上関町田ノ浦湾でナメクジウオ調査を行いましたので概況と感想文を報告します。



調査地 田ノ浦

目 的 
上関の自然を守る会は2019年から日本自然保護協会と共同で上関海域でヒガシナメクジウオ(環境省レッドリスト2017絶滅危惧U類)の生息調査を行っています。
その過程で田ノ浦湾内の東側海域では他の海域に比べ局地的に密集して生息することが解明されています
今回はナメクジウオ類が生息する地点の底質の特徴を調査し、ナメクジウオ類が生息するために必要な海底環境を明らかにすることが目的です。
そのために砂質の異なる4地点でサンプリングを行いました。


参加者12名 

ナメクジウオ6尾確認

調査は潜水採集班4名と採集物より分け班が2隻の船に分乗して作業を進めました。
潜水班が海底から掬ってくる袋はほとんど貝殻か砂、泥です。

採集ふるい分け班は調査地点4ヶ所から採取したものを3グループに分けて振るいにかけました。

調査で確認されたものは小さな蟹、エビ、、ゴカイ、ウミウシ等多数。


ナメクジウオ観察会211024.jpg

蟹など形や模様が全部違って同じのが無いのが不思議です。
ナメクジウオは、5センチ位。背中にちょっと凸凹があるように見えます。みんな元気でクルクルグニャグニャ動き回ってます。全部雄らしいそうです。

ナメクジウオ観察会211024.2.jpg


まぁ〜3歳のHちゃんの手付きが最高。
左右に揺すってあっと言う間に 貝殻だけにしてしまい、砂金取りに行けるとみんな絶賛。


ナメクジウオ観察会211024.3.jpg

2〜3日前に突然冬になりましたが今日は風も無く暖かい日差しに包まれて気持ち良い調査日よりでした。
でも潜った人は海中は暖かいが、船に上がった途端寒い!!と季節をしっかり感じていました。

ヒヨの群がトンビに追われ空を舞い、カモメがえさを求めてすぐ近くで浮かんでいたり、漁の餌さになる大きな海月を見たりと久々の原発予定地を楽しみました。

最近海に石灰を撒いているそうです。悪臭等の対策らしいですが、結局海に栄養物を入れて悪循環をつくっているのでは?石灰は畑にまくものと思ってました。畑でも少しだけと気にしているのに海にとは!!

参加者 Y


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2021年06月26日

田ノ浦生き物見つけ隊 6月26日(土)参加者感想

2021/6/26(土)

瀬戸内海の原風景あふれる上関。
上関生き物見つけ隊の初日。
上関町の長島田ノ浦の浜。ここは砂の多い砂浜と、岩の多い磯浜の両方が同時に存在する全国的にも珍しい浜です。だからこそ多様な生き物が今なお多く生きていることで知られています。
 海藻の専門家やダイバー、カメラマンそして家族連れふた組を含め総勢約20名。船からナメクジウオを探索する隊と、陸上から浜にくだり磯部の生物を観察する隊に別れて出発。

 浜はちょうど大潮の引き潮時、普段はほとんど海面下にある小岩をはぐってみますと、貝やウニや初めて見る小さなカニやゴカイなど何十といういろんな生き物が一気にうごめき始める様子は圧巻!
そして本日のメインは、我々脊椎動物の遥かな祖先もしくは兄弟(近年、ナメクジウオのゲノム解読が完成したおかげで判明)のナメクジウオちゃん。遥か昔の進化の過程の中で、ナメクジのような骨のない生き物の体に脊索ができ、それが我々にもある脊ついへと進化。ナメクジウオもヒトも同じ脊索動物の仲間ということです。山からの清らかな湧き水が海底に溢れ出す砂ぞこに住んでいます。海が綺麗であることの証となる生き物です。

210626-10.jpg

 ダイバーに海底の砂をすくってもらって、子どもたちもふるいにかけて探してみました。普通はなかなかできない体験です。このようにしてナメクジウオを探すんです。今日出てまいりましたのは、5センチはあるような・・・。私も今まで3センチくらいのナメクジウオは見たことありましたが、今回のはデカイ。ここ田ノ浦にはまだ生きているんですねえ。さすが。瀬戸内人の誇りです。

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 暑くもなく、程よい曇りの瀬戸内日和でしたが、帰路の途中、遠くに祝島の島影を望む海に、私たちが育った瀬戸内海の海に夕日が反映しました。ありがとう、瀬戸内海!ウィーラブ瀬戸内海!


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