11月5日(日) 秋の上関スケッチ&植物観察会
晴 風少しあり
今日の講師はスケッチが浴野達広さん。植物観察会の講師が安渓貴子さん
安渓遊地さん。アシスタントが有賀瞳さんです。
10時30分、上関まるごと博物館に全員集合。
受付を済ませ、スケッチに出発。最初の予定では上盛山の山頂でスケッチ会をする予定でしたが、山頂付近は工事中で車の進入禁止と言う事で予定変更。上関大橋の長島側の橋のたもとにある砲台跡地の展望台でスケッチ会を開催しました。この砲台跡地は江戸末期に毛利藩が、外敵からの防衛の為、長島と室津に作られたものだそうです。
今日はパステル画。講師の浴野達宏さんが用意してくれた画用紙に、チョークのようなパステルで描きます。とても景色の良い所で、白浜の港や岩場、上関大橋、船、海、島、松の木など、みんなさっそく画伯の気分で静かにパステルを動かし、思い思いに描き始めます。私は絵を描くなど大の苦手ですが、(鑑賞するのは好きで、美術館も時々行くのですが)行きがかり上、初めてのパステル画に挑戦しました。
パステル画は、下書きもなく、チョークで直接絵を描いていくような感じです。強く線を引いたり、全体を軽く塗ったり、手でぼかしたり、消しゴムで消したりして絵を仕上げて行きます。最後にクリヤースプレイを吹き付けて仕上がりです。
時間が来たので、皆さんの絵を並べて品評会です。
パステル画は、様々な雰囲気の絵が描けるのですね。色鉛筆で描いたような絵、水彩の感じの絵、クレヨンのようなタッチ。
繊細な松や、紅葉の山、人物や海、様々な絵が並べられました。
お子さんは大きな絵を5枚も仕上げてくれました。本来、絵は上手下手でなく心のままに感じたままを、感じたように描いていくのが本来なのでしょう。
品評会はお互いの絵の褒め合いこ。絵の下手な私でさえも、自由で楽しいスケッチの会でした。
みんなの絵をクリヤースプレーで固定して、それぞれ持ち帰ります。
スケッチの後は、景色の良い展望台でお弁当。
さて午後は上盛山での植物観察会です。工事中の為、車は8合目くらいしか行けないので、広い所に車を停めて車道を歩いて下りながらの観察会です。
この紅葉の時期は植物観察会が楽しいです。葉は紅葉で分かりやすいし、食べられる実も実っているし。♬♬
クサギ、マツブサ、サルトリイバラ,ヤマノイモ、ノグルミ、オトコエシ,ヒヨドリバナ,イヌビワ、ヤマブドウ、テンナンショウ、ツワブキ、ヤマゴボウ、
イタドリ、ヤクシソウ、イヌホオズキ、シイノキ。
オナモミやセンダングサなどのひっつきむし名前なんだったけ。
ヤマノイモのむかごや、野イチゴ、ヤマブドウを食べたり、椎の実を見つけたり。
オナモミを割ると身が二つ入っていて一つは予備とか。
とがやがやと楽しい観察会でした。
少しの距離でしたがたくさんの草花が見つかりました。。。。。。。
原戸祥次郎