2025年05月12日
2019年11月01日
10月31日 上関原発予定地の調査 県が許可
上関町で進められている原子力発電所の建設計画を巡り、山口県は、31日、予定地の海域で実施するボーリング調査について、中国電力からの申請を許可しました。建設に反対する市民団体が、30日、県に許可しないよう申し入れたばかりで、反発が予想されます。
中国電力は、原発建設予定地の活断層の有無について調べるため、海域でのボーリング調査に必要な許可を10月8日に県に申請していました。
中国電力は、原発建設予定地の活断層の有無について調べるため、海域でのボーリング調査に必要な許可を10月8日に県に申請していました。
これについて中国電力は、31日、県から許可がおりたことを明らかにしました。
これを受けて中国電力では、準備ができしだい速やかに調査に入り、およそ3か月をかけて、沖合およそ200メートルの地質の分析から足場の撤去まで行いたいとしています。
中国電力が上関町で進める原子力発電所の建設計画をめぐっては、東京電力福島第1原子力発電所の事故後、予定地となっている海の埋め立て工事が中断されています。中国電力上関原子力発電所準備事務所は、「安心で安全な発電所を建設するための地質データを収集し、準備工事の再開に向けた取り組みを進めたい」とコメントしています。
一方、上関原発の建設に反対している5つの市民団体は、30日、代表などが県に出向き、「自然環境や漁場への影響が懸念される」などとして許可を出さないよう文書で申し入れていました。その直後に県が許可を出したことで、今後、市民団体からの反発が予想されます。
【市民団体「納得いかない」】
30日、申し入れを行った団体の1つ、「上関原発を建てさせない祝島島民の会」の清水敏保代表は、「申し入れからきのうのきょうの許可で、地元に説明もない中国電力と県の対応には納得がいかないし、あきれてしまった。これからも海上ボーリング調査に反対していく」と話していました。
2019年07月08日
レッドデータブックやまぐち2019「上関町」を「生息地」として数多く記載!!
レッドデータブックとは絶滅のおそれのある野生生物に関する情報を記載した図書です。
山口県は2002~2003年に種の保全を行うための基礎資料として「レッドデータブックやまぐち」を発刊。2019年に改訂されました。
その改訂版レッドデータやまぐち2019に「上関町」が多くの生き物の生息地として記載されました。
町民の財産としてこれらの生き物を保護し、生息環境を守りましょう!!
レッドデータブックやまぐち2019に記載された主な生き物
(説明:レッドデータブックやまぐち2019より抜粋/写真:上関の自然を守る会)
●カンムリウミスズメ (絶滅危惧TA類)(CR)
●ウミスズメ (絶滅危惧TA類)(CR)
●カラスバト (絶滅危惧U類)(VU)
●オオミズナギドリ (絶滅危惧U類)(VU)
●カンムリウミスズメ (絶滅危惧U類)(VU)
●アマツバメ (準絶滅危惧)(NT)
最近のコメント
タグクラウド

