9月29日(月)、カンムリウミスズメの生息調査を実施したので報告します。
今回も1羽のカンムリと出会うことができました。
天気:曇りのち晴れ
調査時間:9:40から12:52まで
調査結果:カンムリウミスズメ 1
行く道、車が上関町に入る頃から雨が降り出し、どうなることやらと思っていたが、港に着く頃には雨は上がり、雨合羽を着ずに済みそうな天気になった。
そんな天気のせいか、まったく暑さは感じず、涼しいくらいだ。
曇り空で薄暗いものの、空気が澄んでいるからか、遠くの島々がくっきりと見える。
船の修理も終わり、私は久しぶりに定位置の長椅子に座りスタンバイ。
船長さんは、船の修理代がどれだけ請求されるか心配だと言っていた。
横島を過ぎた辺りから少し波が出てきて船が揺れ始める。
そのうち波が激しくなってきて双眼鏡の使用もままならない。
時折、飛沫が掛かるが、前を向いていられないほどではない。
船長さんは沖合への航行は難しいと判断されたのか、西向きに長島に平行するように船を進め始めた。
遠くに四代の港を出た定期船いわいが見える。
天田島近くにやって来ると、陽が射し始め、海面が光る。
やや波が穏やかになったので、祝島方面へ向かうも、正面からの波が次第に激しさを増し、何度も船はジャンプし腹を打つ。
こうなるともう鳥探しどころではない。
鼻繰島沖辺りまで進んだところで断念。
宇和島方向へ南下する。正面からの波が横からの波に変わっただけで、船は揺れ続ける。
そんな中、Tさんが左舷に鳥を見つける。
波間に見え隠れしている。
カンムリだった。
またしても1羽でいる。
私も左右、注意深く見回していたが、いるのが分かってからでも、すぐ見失うような状況の中、よく見つけられたものだと感心する。
鳥も船も上下に揺れており、ましてや全長24cm程度の白黒の物体を見つけることができたのは幸運というほかない。
揺れる船の上から撮影を試みるが、なかなかファインダーの中に収めるのが難しい上に、私のカメラの性能上、タイムラグが大きいため、上手く撮れない。
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」前に飛ばれてしまい、結局、バッチリ写真は撮れずじまい。
でも、こんな海況の中、カンムリに出会えた幸運を喜ぶべきだろう。
(この調査は、パタゴニア環境助成金、LUSHチャリティバンク助成金 を受けて行いました。 敬称略:五十音順)
※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。

