2025年09月07日

25年9月のカンムリウミスズメ調査報告16−2

鼻繰島の周りではアオサギを2羽、


250906磯に佇むアオサギ.jpg


ミサゴを2羽、トビ1羽、それとクロサギ3羽を確認した。

クロサギは、船の進行方向と反対方向に飛んで行ったので、シャッターを切るチャンスすらなかった。


その後、祝島に入港。


250906棒は手入れ休むウミネコ.jpg


港の防波堤には20羽弱のウミネコが休んでいたが、船の接近ですべて飛び立ってしまった。


250906クレーンの上に集まったウミネコ.jpg


船長さんは、前回は船のエンジントラブルで食事どころではなかったが、今回はゆっくり食べることができたと言っておられた。

ところが、いつもの話好きの知り合いに見つかり、食後のゆっくりとした時間を奪われる。


午前中は余り日差しが気にならなかったが、午後からは船の向きと太陽の位置で、かなり日差しがきつくなった。

二列縦隊なので、左右どちらかが、暑いのは仕方なく、午前と午後で違うのは公平ではある。


そう言えば、午前中、研究者のTさんはポリ容器に入れた水をジーンズの膝にかけていたので、相当な暑さだったのだろう。

午前中に比べ、波は徐々に穏やかになってきて、沖合ではほぼベタ凪になった。


海上では、所々でナブラが立ち、


250906ナブラが立つ.jpg


トビウオも何匹か見られた。


250906トビウオが飛ぶ.jpg


四国も薄っすらと見えるようになってきて、かすかに伊方原発も見え始めた。


250906薄っすらと伊方原発が見える.jpg


午後の調査を開始して1時間とちょっと経った頃、前方に1羽でいるカンムリを見つける。


250906カンムリを見つける!.jpg


遠目に押さえで1枚写し、もう1枚撮ったところで飛ばれてしまう。


250906ピンボケ写真しか撮れず残念!.jpg


ピンボケ写真がたった2枚、船との距離は相当あったのに、とても悔しい。

船長さんも悔しかったのだろう、カンムリの飛んで行った方へ船を進め、しばらく探したが、とうとう見つけることはできなかった。

その後も探し続けたが、2度目の出会いは叶わなかった。

今回は1羽だけでも見つけることができたのだから、良しとしよう。


250906旅客機.jpg




(この調査は、パタゴニア環境助成金、LUSHチャリティバンク助成金 を受けて行いました。 敬称略:五十音順)

※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。


posted by Sunameri at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 調査報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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