2023年02月25日

【鳥の散歩道10】鳥と切手

【鳥の散歩道9号】では、私たちの日常生活における鳥にまつわる話「鳥名の入った地名」をお届けしました。

今回は切手です。2023年2月現在の10円普通切手にトキが描かれていますが、いつから野鳥を題材とする図案が始まったのでしょう?


切手の蒐集は、広く知られている趣味の一つです。一大ブームになった時期もありましたが、近年は手紙やハガキという通信手段そのものがメール等に取って代わられ、時とともに人気が衰退してきているようです。私の子供時代にも流行ったことがあるので、高値で取引される切手として「見返り美人」とか「月に雁」などの名は知っています。お小遣いなどなかった当時には手が出せない趣味でしたし、一枚一枚をピンセットで丁寧に扱い、防湿のストックブックに保管するというようなことは性に合わないのでハマることはありませんでした。

 鳥に興味を持つようになって、鳥に関する書籍や絵画、グッズなどを蒐集する中で、鳥切手もいくらか入手しました。

「世界の鳥切手コレクション(3巻)」、「〈日本の野鳥〉切手コレクション」、「特殊鳥類シリーズ〈初日カバー〉・〈マキシマムカード〉コレクション」、「水辺の鳥切手アルバム」、「Birds of the World Stamp Collection」など、いずれも冊子にキチンと切手が封入されたものばかりです。

郵便局に行った折、記念切手で鳥を扱ったものがあれば、購入することもありますが、記念切手も短いサイクルで次々に発行されるし、海外でも外貨獲得のために頻繁に記念切手が発行されていて、いちいち追いかけていたら切りがありません。

 日本で鳥を図案にした切手が発行されたのは、1875年(明治8年)で、日本の切手の発行が始まって4番目の切手だそうです。


ガン(12銭)

n°10ガン.jpg


セキレイ(15銭)

n°10セキレイ.jpg


タカ(45銭)

n°10タカ.jpg

3種類。

因みに世界最初の鳥切手は1854年に西オーストラリアで発行されたコクチョウを図柄にしたもので、日本の鳥切手は世界で2番目の発行だとのことです。これまでに図案化された鳥の種類は、100年後の1975年に発行された「切手マガジン郵趣」の記事によると2234種で、ネットで検索してみたら何と1994年までのものを調べた方がいて、71種あったと書いておられます。現時点ではどうなのか、さすがに私にはそれを調べるエネルギーはありませんが、鳥はデザイン的にも話題性という点からも世界共通で好まれているようですね。


n°10海外の鳥切手(マイコレクションから).jpg

中段右側のドードーとクイーンエリザベスU世をモチーフにした鳥切手(1954年発行?)は、お気に入りの一枚。


posted by Sunameri at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 鳥の散歩道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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