2021年02月06日

2月のカンムリウミスズメ調査報告1

2月6日(土)

海上は波も穏やかで、カンムリも「大漁」、充実の一日となりました。

 天気:晴れ

調査時間:9:33から15:10まで

調査結果:カンムリウミスズメ 27 (13ペア+単独個体1、11番目と12番目に出会ったペアは11番目の飛んで行った方向で出会っていることからダブルカウントの可能性あり)

上記以外にウミスズメ類(カンムリと思われる)2羽の飛翔個体あり

ウミスズメ 25(6羽、9羽、5羽、5羽、最後の5羽は飛んで行った方向からダブルカウントの可能性あり)

アビ類(シロエリオオハムと思われる) 6羽(2羽、4羽)


前日、複数の漁師さんがカンムリを見たとの情報もあり、期待に胸を膨らませて出港。

前方に怪しい鳥影を見つけ船を進めていると、カンムリのペアだと分かる。しかし追っていたのは私の見ていたペアとは別のペアだった。追っていたペアを観察していると近くに別のペアが現れ、そのうち4羽が一緒になった。そしてしきりに鳴き声を発しだしたので、カメラを動画モードに切り替えると、途端にトーンダウン。


その後、近くの海域で次から次とペアが見つかり、見つかったペアを追っていると船の反対側に別のペアが出現するということが続いた。イワシの群れがあちこちで湧いているので、それを見つけたカンムリがこの海域に寄っているのではないか。確かに近くで小魚の群れが跳ねたり、海面が泡立ったようになったりしている。こういった現象を「ナブラ」というらしい。


小魚の群れ210206.jpg


私も長いこと調査に関わっているが、今回初めて、カンムリが魚を咥えて浮上してきたのを目撃した。


魚を咥えて浮上したカンムリ210206.jpg


その間にも二組のペアと単独個体に出会う。この時期、ペアでいるのが普通な中、1羽でいるカンムリが何故か独り身の自分とダブり、今季は繁殖に参加しない若鳥なのだろうか、今から相手を見つけるのだろうかとか、頭の中で余計な心配をしてしまう。

またカンムリのペアが見つかる。東側の海上で見つけたペアは近づく間もなく飛んで行ってしまったが、西側海上で見つけたこのペアは、強い警戒心を見せることもなく、写真を撮らせてくれた。

春先にはアビ類のよく見られる海域なので、丁寧に探したが1羽も見つからない。しかし今回は、この海域でカンムリのペアを見つけることができた。これで10組目。

進路を変え、船を進めているとカンムリのペアが見つかるが、船を寄せる前に飛ばれてしまう。かなり先まで飛んで行ったようなので、一応、どこかで着水個体と出会うかもしれないと注意深く目を凝らしていたところ、おそらく先ほどのペアと思われる2羽を見つけることができた。あまり近づかせてはくれなかったが、期待通りになったのは嬉しかった。


飛び去るカンムリ210206.jpg


(この調査は、日本自然保護協会 の助成を受けて行いました)


※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。


posted by Sunameri at 00:00| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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