2024年03月31日

24年3月31日(日) 上関の春を満喫!お花見クルーズ

お花見クルーズの様子です


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(このお花見クルーズは、地球環境基金、パタゴニア環境助成金、LUSHチャリティバンク助成金 を受けて行いました。 敬称略:五十音順)




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2024年03月18日

24年4月のカンムリウミスズメ調査報告4−3


食後、ゆっくりすることもなく、調査を再開。既にカンムリが見つかっていることもあって、みんなに余裕が感じられる。もう一組、見つけたいな、と軽口も聞かれる。

沖合を見回るが、そう簡単には行かない。遠くを3羽のウミスズメ類が飛んでいくのが見えたが、種の同定までには至らなかった。3羽という組み合わせや船が近づく前に飛び去っていることから、おそらくウミスズメであろうということになった。

何羽かいるウミネコと思しき鳥の少し後ろの方に黒っぽい鳥が3、4羽見える。

船を寄せる間もなく潜り始めたのでアビ類だろう。

研究者のTさんを回収に向かうため、沖合から船を反転させ進んでいると、海面を魚が跳ねる。Toさんがダツのようだと言う。船長さんもダツだと言うので間違いない。こんな習性があるから、ミサゴが狙うのだろう。

その後もウミネコやアビ類は見かけたが、カンムリとの出会いはなかった。


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研究者のTさんを回収するため島の岸辺を進んでいるとミサゴが2羽飛び出す。


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昨シーズンも見かけた岩場に作った巣がそのまま残っているところをみると営巣しているのかもしれない。


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磯の岩の上にいたウミウを撮影したところ、繁殖羽になりかけたものや非繁殖羽というか幼羽と思われる個体など色んな羽衣のパターンが写っていた。


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研究者のTさんが山から下りてくるのを待っている間、遠かったが、カラスバトを3度目撃した。


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岩場ではイソヒヨドリの囀りやウグイスの囀りも聞かれる。


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研究者のTさんを回収して帰路に就く。

前回も見かけたが、海上を魚を抱えて飛ぶミサゴが今回も見られた。遠かったため魚種までは分からなかったものの、磯周りだけでなく、沖合でも狩りをすることが頻繁にあることが分かったのは収穫だった。

その後もカモメ類が見られただけで、「カンムリもう一組」は実現せず。船が白浜港に入港するとウやアオサギが慌てて飛び立つ。個人的にはメモリーカードの件はあったが、何とかカンムリに出会えて、Toさんの「卒業調査」としては、とても佳い一日となった。カンムリに、もう一度、感謝!



(この調査は、地球環境基金、パタゴニア日本支社 環境助成金、LUSHチャリティバンク助成金 を受けて行いました。 敬称略:五十音順)

※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。

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2024年03月17日

24年3月のカンムリウミスズメ調査報告4−2


遠くに見えるウの群がいる辺りに飛んで行ったとのことだったので船を近づけてもらったが、その群れの中にはいなかった。ウの群は画像で確認するとほとんどがヒメウで20羽近くいた。これまでこんなにまとまったヒメウの群は見たことがなかったので、これはこれで貴重な写真となった。


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沖合へ船を進めていると遠くに大きめの鳥を見つける。双眼鏡で確認するとウミアイサのようだ。


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撮影した画像を確認すると♂2、♀1の組み合わせで、1羽のオスが求愛のパフォーマンスをしている姿が写っていた。


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(ウミアイサの求愛パフォーマンス=右の一羽)


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その後、沖合を見回っていると、突然、Toさんが「カンムリ?」と声を上げたので、私も双眼鏡で確認する。かなり遠いが、大きさからもほぼ間違いない。船長さんは、どこにいるのかまだ確認できないようだったが、すぐに分かったようで、「本当にカンムリ?」と。

ウミスズメだったら、距離をある程度取らないと飛ばれてしまうので、操船上の確認だった。その時には私は双眼鏡でカンムリと確認できていたので、間違いなくカンムリであることを伝えた。このカンムリのペアは、余りフレンドリーではなく、飛び去りはしないものの、こちらに背を向けてどんどん距離をとる行動を繰り返した。


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そのため撮影したものは、後ろ姿や2羽が離れたものばかりで、ベストショットとはならなかった。船長さんに位置情報を読み上げてもらい、それをメモする。船長さんから、「ここでお昼にしよう」と声がかかり、カンムリを眺めながらの食事も悪くないと思っていたら、件のカンムリのペアが見当たらない。Toさんの話では二人が記録作業をしている間にカンムリのペアは飛んでしまったとのこと。

良い写真が撮れていなかったので、残念でならなかったが、仕方ない。でも、Toさんが最後の調査でカンムリが出て、「もう思い残すことはない」と言っていたので、出てくれたカンムリに感謝である。船を沖合いに停めて食事をしていると、どこからかウミネコが1羽飛んできて船の近くに着水する。海がベタ凪になっていて、おかげでウミネコもキレイに撮れた。



(この調査は、地球環境基金、パタゴニア日本支社 環境助成金、LUSHチャリティバンク助成金 を受けて行いました。 敬称略:五十音順)

※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。


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