2023年06月04日

23年6月4日(日)ビワ狩りとスナメリウォッチング報告1


早々と梅雨入りした今年の山口県ですが、ちょうどこの日は雨もなくかんかん照りもなく、幸運なコンディション。
浜漁港に9時半集合の参加者総数は大人と子供合わせて60名という大所帯となった。


230604-2.jpg


漁船9隻に便乗。かってない大船団となる。


230604-5.jpg


まずは、祝島を目指しつつ、スナメリを探す。


230604-8.jpg


定期船と違って漁船の座席は海に近いのと爽やかな風に吹かれて参加者の気分は上々。


230604-7.jpg


海上は凪ではあったが、行きの航路沿いではスナメリを見ることはできなかった。

 島に上陸後、祝島公民館へ荷物を置き、早速山戸さんのビワ畑目指して移動。


230604-10.jpg


230604-11.jpg


全員が揃って畑に着く頃にはお昼も近づき、そのせいか、ただでさえ甘くて美味しいビワをより一層口一杯ほうばって堪能する参加者たち。


230604-16.jpg


230604-18.jpg


ここは、ビワ茶の原料でもあるビワの葉を取るために無農薬しかも袋掛けもない天然のビワである。袋掛けしないと雨に弱いが、味はこちらの方が断然うまいという。豪快で大胆な甘い果汁。各自持ち帰り用も一箱取り、再び公民館へ。

 やや遅い昼食を各自取りながら、予定より一時間あまり遅れて、京都大学の小川真由先生のスナメリ講義へ。


230604-20.jpg


知ってるようでまだよく知られてないスナメリの生態の研究を、スライド、動画、音声、それからクイズも交えて、普段聴くことのできない専門的な事柄を非常にわかりやすく説明いただき、子どもも大人も興味津々。参加者からの質問にも、スナメリのぬいぐるみを用いて具体的に答えていただき、大好評のうちに終了。

 本来の予定では、これから祝島散策の時間のはずだったが、残念ながら白浜港帰着のタイムリミットが決まっているので、人によっては待ちに待った何年振りかの祝島への渡航ではありましたが、再び素早く、行きと同じ船に乗り込む。
帰りの航路も、スナメリがよく目撃される海域でしたが、目のいい漁師さんが9人もおられても発見されなかったくらいですから、我々一般人にも見いだすことは至難の技だったのでしょう、とうとうスナメリの目撃情報が得られないまま帰着となりました。



230604-24.jpg


 参加者は各自、アンケートに記入後、漁師さんたちとの別れを惜しみつつ、ビワの甘い香りとともに家路に着きました。




posted by Sunameri at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近のコメント
タグクラウド