2021年06月29日

田ノ浦座り込み報告 1日目

6月29日(火曜日)


中電がボーリング調査に先立つ測量を開始すると事前にマスコミ発表した。過去2回のボーリング調査の際は測量を知事の海面占用許可期間に入って行っていたが、今回は占用許可がなくてもできると公言した。できるだけ早く本格作業に入りたいという意思表示なのか?危機感を持ちつつ、現場に赴く。

浜に下りると中電の船3隻と監視する祝島の魚船10隻あまりが対峙している。

中電の船は司令船?と思しき大型船、監視船とみられる中型船、説得活動を行う小型船の構成だ。

大型船は湾の西寄りに少し離れて構えている。周りに半透明のシートを張りめぐらしている。説得の交代要員なのだろうか、4〜5名の人影が動いている。

中型船は湾の中央沖合鼻繰島側に構え、乗組員も1名のようで説得活動に何かあったらすぐ出動できる位置である。

小型船は乗組員4名で祝島の船に舳先を寄せ、頭を下げつつ何か話しかけている。


20210629中電説得活動1.JPG


浜には広島や県内各地から駆け付けた市民グループ、労働団体など総勢30名ほどがのぼりや横断幕を掲げテントやビーチパラソルなどで日陰を作り海上の監視活動を見守る。

私たち上関の自然を守る会も4名で参加した。


20210629座り込み.JPG



昼休憩を1時間挟んで中電の説得船が祝島の漁船10隻の間を廻るという繰り返しが15:00まで続いた。

たった2〜3日前には「田ノ浦生き物見つけ隊」のイベントで磯遊びに戯れる親子連れでにぎわった入江は物々しさに包まれている。あんなに平和で穏やかな時間を過ごしたのにと思うと何とも物悲しい。

昼下がり、足の運動を兼ねて通称ダイノコシまで散策する。

何と、浜にはスナビキソウが暑さに負けず力強く生えているではないか!


20210629スナビキソウ.jpg


5月の初旬に訪れた時は直前の暴風雨で砂に埋まり、枯れかけた株が多かった。

それにアサギマダラが舞い降りてすがりつくように蜜を吸うさまは美しいというより切ない思いをしたものだ。

今日見ると、葉は青々と岩の割れ目に食い込むように根を張った株もあり、改めて彼らの生命力に完敗だ!来年も会える!!ホッと胸をなでおろす。

15:00作業終了。「お疲れさ〜ん!ありがとーよ!!」

祝島の女漁師通称Tちゃんが浜に船を寄せ、ひときわ明るい声が響き渡る。

「おつかれさ〜ん!またね〜!!」応えて手を振り返す。

これまで何年間、何度このシーンを繰り返して来たことか。

よーし、明日も頑張るぞ!!



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超党派議員連盟による〈原発ゼロ・再エネ100の会〉が山口県および中国電力に要請書を提出

このブログをご訪問のみなさま

日頃は、上関の自然を守る会に、ご支援・ご協力いただき心より感謝を申し上げます。

共同代表 高島美登里です。

6月10日に開催された〈原発ゼロ・再エネ100の会〉上関原発:政府の新増設の考え方を資すを受けて、超党派議員連盟による〈原発ゼロ・再エネ100の会〉が本日、山口県および中国電力に対して、以下の要請書を提出されました。






次の理由によりボーリング調査の中止を求めます。

1.国は現時点で原発の新増設は認めていない
2.ボーリング調査を行う法的根拠はない
3.重要電源開発地点の指定要件を満たしていない
4.海域を無用にいじることは許されない
5.原子力防災の観点からの見直しが必須である





つきましては、関係各方面への情勢拡散をよろしくお願いいたします。
今後とも、上関の自然を守る会への活動にご理解をいただけると幸いです。




要請書の提出についての詳細は以下の通りです。

★知事(山口県東京事務所)がお受け取りになる
6月29日(火)14:30以降は、対外的にもご自由に情報共有のほどお願いしま
す。
なお、コロナ禍に鑑み、
中国電力社長宛て要請は、電話・FAXにて連絡の上、
 ■郵送にて中国電力地域共創本部経由でお渡ししていただき、
山口県知事宛ては東京事務所に持参、提出をすることとなりました
 ■日時:2021年6月29日14:30
 ■場所:山口県東京事務所(千代田区霞が関3-3-1 尚友会館 4階)

ご不明な点その他は下記にお問い合わせ願います。

超党派議連「原発ゼロ・再エネ100の会」事務局長 阿部知子





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