2020年08月05日

8月のカンムリウミスズメ調査報告1

8月5日(水) 天気:曇りのち晴れ

調査時間:9:25から15:50まで

調査結果:カンムリウミスズメ 16(うち3羽はダブルカウントの可能性大)


今回は霧はなかったが、出港時、靄がすごくて、ハンドウ島や八島が見えない。PM2.5らしい。ネットで調べると小笠原諸島の西之島の火山性ガスの影響?という記事があった。10月に小笠原・西之島のツアーを申し込んでいたが先月末に中止との連絡が入ったばかり。鳥の観察だけでなく「進化」をこの目で見られることを楽しみにしていたので、非常に残念である。

沖合に船を進めていると潮目にゴミが浮かぶ海域に入った。懸命にゴミを双眼鏡で確認する。ゴミ、ゴミ、ゴミ、鳥と思しきものはない。10時前に、ゴミの中に3羽の鳥の姿を見つける。遠かったが見つけた時には鳥と確信していたので、船を寄せてもらう。カンムリが3羽、家族群かもしれない。あまり警戒しないので、かなり近くまで近寄れた。これでYさんの記録は更新された。後は余裕? 

その後は、ソングメーターの回収というミッションがあるため、方向転換し向かう。Yさんの息子さんの船に出会う。ウマヅラハギがたくさん獲れたようで、仕掛けと魚の写真を写させてもらう。ウマヅラハギはクラゲを餌にして漁をするとは聞いていたが、結局、この仕掛けをどう使うのか、聞きそびれてしまった。


b生け簀一杯のウマヅラハギ200805.jpg


岩場でクロサギを見つける。写真を何枚か撮り、ソングメーターの設置場所に船を回し、TさんとMさんが上陸する。私は船上で鳥を探す。クロサギは回り込んだところで、2羽になっていた。ミサゴは4羽、上空を舞っている。繁殖期のように警戒して鳴くこともなく、幼鳥も順調に成長しているようだ。カワウ、ウミネコ、アオサギが海上で見られ、山側ではカワラヒワとイソヒヨドリを見た。

機器の回収を終えた二人を乗せ、昼食・休憩のため船は島に向かう。入港時、防波堤にウミネコが群れていた。60〜70羽はいるようだ。陸に上がると、やはり夏だった。時間が時間、日陰がほとんどない。食後、私の土産(伊吹山にイヌワシ観察に行った折の)を皆で賞味する。さすが献上品。彦根の「埋れ木」は美味しかった。お茶うけを配ったものの、暑さに負けて、ゆっくりすることなく船に乗り込む。

ソングメーターを別の場所に設置するため島へ向かう。先ほどと同様、TさんさんとMさんが上陸し、私たちは船で待機。暑さしのぎに島を結局2周回った。鳥もミサゴを一度見ただけで、後は岩礁で休息しているウミネコが見られたくらいで、海の上も暑い。二人を乗せて、沖合を進む。午前中航行したコースよりだいぶ沖合である。Tさんが3羽のカンムリを見つける。どうも午前中の3羽のようだ。午前中見られた場所より、やや沖合であるが、移動距離としては問題なさそうである。その後、1羽でいるカンムリと2羽でいるカンムリを見つけた。

大きくジグザグ走行し、北上していると、左手に鳥らしきものを見つけたので、船を近づけてもらう。何とそこには4羽いるではないか。もう1羽、少し離れたところにいて、5羽の群れだった。私には聞こえなかったが、離れている1羽に呼びかけるように鳴くカンムリの声が聞こえたそうだ。やがてその1羽も群れに合流し、一緒の行動をとるようになった。


b5羽のカンムリ200805.jpg


等間隔に一列になったり、密集したり、こうした群れ行動している時は安心感があるのか、写真で確認すると羽毛の手入れをするなど、いつもはあまり見せない行動をするようだ。


b5羽のカンムリ2008052.jpg


しばらく写真を撮った後、さらに船を進めているとゴミ海域に入り始めた。その直後、Yさんが船の右前方に2羽のカンムリを見つける。この2羽も警戒心が薄く、しっかり写真を撮らせてくれた。行き帰り、横島沖でスナメリを目撃したが、カメラを構えると浮かんでこず、1枚もものにできなかった。サメも3、4回、見かけたが、今回は撮影することができず。まあ、カンムリの写真がたくさん撮れたので、文句はない。



(この調査は、パタゴニア日本支社 環境助成金 を受けて行いました)



※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。




posted by Sunameri at 00:00| Comment(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
最近のコメント
タグクラウド