2020年05月05日

5月のカンムリウミスズメ調査報告1

5月5日(火)

調査時間 10:00〜

当初予定は5/4でしたが、前日の風が残っているので1日延期。ところが、朝ジョグで戸津まで走るのに濃霧で八島も見えない!「陽が登れば晴れるさ!」との楽観論で待ち合わせの白浜に集合。船長はYさん。メンバーはUさん、Kさん、Mの精鋭?部隊。船長からまず、「霧が濃いから沖からはわからんで。晴れんかったら、岸沿いに行くしかないのう。」と不吉な一言。「何のために1日延ばしたのやら?」と半ば自己嫌悪に陥りつつ、声だけは元気に「うん!よろしくね!!」と出発。Uさんオオミズナギドリの巣の修復に上陸させるべく10:00出航。

海上に出ると風が程よく出て霧が少しずつ晴れてきた。波はほとんどなく、鏡のような水面だ。「ちょうどええ頃合いになってきたのう。」とYさん。スナメリが3群れすいーっと泳いで過ぎる。ところが、鳥の姿がめっぽう少ない。「こういう日は確率低いんだよな〜」とまたもや嫌な予感が過ぎる。と、その時、Uさんが「鳥が3羽います。いや、ごみかな?」と指さす。「今日もウミスズメ君かな?」と双眼鏡を覗く。いや、カンムリっぽい!更にUさんが「小さいのがいる!」


bカンムリ家族200505.jpg


逆光に目を凝らし、焦点を合わせると、何と左2羽は明らかにヒナではないか!!背中はフワフワの綿毛で覆われている!それからは大騒ぎ!!私は下手なカメラを必死で構え、Uさんはビデを廻す。何とかわいいことか!親鳥は片時も離れず、ヒナを誘導する。「この親子に特別給付金の30万円を給付してやらにゃーいけんのう。」、Yさんの陽気な冗談も声が弾む。あまり刺激してはいけいので、距離を保って撮影終了。


bカンムリ家族群2-200505.jpg


親子の無事を祈りながら別れを告げました。朝、出発前にKさんに「今日は誕生日だから、お祝いに出てきてくれないかな?」との会話が現実になった忘れられない1日でした。

2008年から調査を始めて8回目で前回確認してから3年振りです。
多分、生まれて1~2週間と思われますが、正確な判定はTさんにお願いします。

 その他の報告です。イノシシ上陸の痕跡はなかったが、ネズミ罠がひっくり返され、エサがすべて食べられていた。カラスがネズミか下手人の特定が必要だとのUさんの報告がありました。

他には

  1. アカエリヒレアシシギ 35羽
  2. ウミスズメ 

船を停めて昼食時に沖合2km.を飛翔15

  1. ミサゴ

巣に座り、一羽が盛んに警戒の声。もう一羽も巣から離れたので早急に島から離れた。

1羽が頂上の枝に止まり、警戒の鳴き声を発しながら、飛び立ち、まだ戻る。

3度目に飛び去ってからは戻って来なかった。

船上からは巣は確認できず。これは繁殖の予兆なのでしょうか?

  1. アマツバメ

5羽を確認。



(この調査は、パタゴニア日本支社 環境助成金 を受けて行いました)

※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。



posted by Sunameri at 00:00| Comment(0) | 調査報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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