2020年04月30日

4月のカンムリウミスズメ調査報告2

4月30日(木) 


  1. ウミスズメ

9羽+9羽+7羽を確認した。

  1. ミサゴ

昨年繁殖した巣に1羽が座り、1羽は船が近付くとしきりに警戒の鳴き声を発しながら船の上を旋回する。

1昨年繁殖したと思われる巣はなくなっていた。

別の松の木に新たな巣があり、1羽が座っていた。

1羽は近くの枯れ木に止まっていたが、船が近付くと警戒の鳴き声で旋回する。

  1. アマツバメ

6羽を確認した。


ウミスズメ200430.jpg


(この調査は、パタゴニア日本支社 環境助成金 を受けて行いました)

※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。



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2020年04月11日

4月のカンムリウミスズメ調査報告1

4月11日(土) 天気:晴れ(調査終了間近、西の方から曇ってきました)

調査時間:10時過ぎから16時過ぎまで

調査結果:カンムリウミスズメ 0


白浜港を出港後、飛沫が飛んでくる状態だったので、沖合が気になったが、その後は思ったほど波もなく順調な滑り出しだった。船長の計らいなのか、やや盛りは過ぎてはいたがヤマザクラも堪能できるコース取り。西岸方向にウが浮かんでいるのを双眼鏡で確認するとヒメウのようだったので、船を近づけてもらう。7羽の群れでまともな写真も撮れないうちに飛ばれてしまった。ミサゴが旋回飛翔しており、どうも近くに巣があるらしい。

その後、船を進めるも、Mさんがウミスズメと思われる小群の飛翔を見つけるが、他のメンバーは誰も確認できなかった。この日は、いつもより目が多く、鳥さえ出れば「最強」に近い布陣ではあったが、鳥が出ないのだからどうしようもない。1ヵ月前はあれだけたくさんいたウミスズメはいったいどこにいったのだろうか。遠くにアビ類を見つけるも、潜った後、見失い、結局、午前中は、これといった「戦果」あげられず終い。しかし、個人的には、黄色い足をしたセグロカモメ探しの楽しみが待っており、わくわく感一杯だった。

昼食の弁当を食べ終え、防波堤に向かう。しめしめ、いたいた、写真を撮りまくる。足の黄色いセグロカモメは2羽おり、1羽はすぐに飛んで行ったが、普通のセグロカモメと並んでくれたり、ウミネコと並んだり、比較写真が撮れて大満足。おまけにウミネコの頭掻き写真も撮ることができた。前回の報告で、「タイミルセグロカモメ」ではないかと書いたが、この日に観察・撮影できた個体は、セグロカモメに比べると小ぶりで、背中の色目もウミネコほどではないが濃いめ、どうもニシセグロカモメ(亜種ヒューグリンカモメ)のようである。随分前に見たことがあり、久しぶりの観察である。と書きながら、その時に気づいていたわけではなく、帰りの列車の中で撮影した写真を確認している時に気づいたのである。前回、「タイミルセグロカモメ」と思われる個体を見ているので、先入観があって、タイミルと思い込んでいてしまったのだろう。カモメ類の識別は難しいので、先入観は禁物である。


bウミネコの頭掻き行動200411.jpg


鳥だけではなく、船長さんから竹の子の煮物と甘夏の差し入れ、感謝、感謝である。午後の調査のために船に乗り込み準備していると、異様な声がするので辺りを探すと目の前のテトラポットの上でウミネコが交尾中だった。上に乗っているのはオスだろうから歓喜の声はオスが出していた? それはどうでもいい。船上からなので揺れてピントが合わなかったが、添付の写真のように何とかものにできた。


bウミネコの交尾行動200411.jpg


午後からは午前中のコースより北側寄りへ向かう。波も穏やかで、遠くまで見渡せるが、一向に鳥の気配がない。岩礁にウの群れが止まっており、その中にヒメウが確認できた。やはり船が近づくとみんな飛んで行ってしまった。アマツバメの飛来調査のため、3人が上陸。私は、船長からいつも止められる(危なげで見ていられないのかもしれない)ので、船に残った。調査風景を写真に収めていると、Mさんから大きく輪を作る動作で合図があったので、確認できたようである。私も船上から、上陸した3人が見ている方向にカメラを向け、岩の割れ目を適当に撮影した。何とその中の1枚に、よく見ると設置されたカメラの下部にそれらしきものが写っていた。いい写真は上陸したメンバーが撮っているだろうが、私にも幸運のおすそ分けがあったのだ。その後、西方に船を進めていると前方にアビ類を見つける。中には夏羽になりつつある個体もいたが、遠いし潜るし、うまく写真が撮れない。しかし、アビ類の体が重そうな飛び方をじっくり見られたのはよかった。船を進めているとまた別のアビ類がいた。この個体は飛翔することはなかったが、信じられない潜水時間と潜水距離で移動するのに驚かされた。これまで目的の鳥が見つけられない調査は何度も経験しているが、自分なりに何かしらの楽しみを見つけながら続けている。「使命感」だけでは続かない。楽しみを見つけることは、折れずに続ける秘訣? かな。


bヒメウ200411.jpg


(この調査は、パタゴニア日本支社 環境助成金 を受けて行いました)

※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。



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