12月28日(土) 天気:晴れ
調査時間:10時から16時まで
調査結果:カンムリウミスズメ確認できず
前日の夕方、Mさんから明日はスポット的に風が落ちるので調査をしたいと連絡がある。ちょうどRさんと九州方面への鳥見旅行に出かける約束をしていたので断った。しかし、その後、Rさんに出発前の連絡をとったところ、現地の天気が良くないので、中止したいとのことであった。RさんにMさんから明日の調査について連絡のあったことを伝えると、上関に行きましょうということになり、Mさんに二人で参加すると電話を入れた次第である。ここまでは前置きの話。
白浜港を出て、しばらくは波も穏やかだったが、沖合は結構波があって、時々潮をかぶることもあった。途中、操業中のUさんの船に出会う。Mさんは天田島辺りから長島に飛んで行くヒヨドリの群れを見たらしいが、時折、ウミネコが飛んでいるくらいで、海鳥の姿は見当たらない。
島への入港前、船の上空をミサゴが宇和島方面から八島に向かって飛んで行く。港の防波堤にウミネコとセグロカモメが止まっており、大きさや羽色、足色の違いを間近で見ることができた。
島ではカラス2種、イソヒヨドリ、ヒヨドリ、アオサギ、トビが観察されたのみ。出港時、防波堤にウミネコ、セグロカモメ、カワウの三種が休んでいたが、船が近づくとカワウはすぐ反応して飛び去る。
その後、3時間余り、目を凝らして海鳥を探すも、本年最後の調査で結果を出すことはできなかった。ということで、リベンジは2020年に持ち越しということとなる。
※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。