9月29日(日)
調査時間:10時前から16時半ごろまで
調査結果:カンムリウミスズメ1羽確認
当日は、調査出発時、晴れてとても蒸し暑い感じでしたが、11時過ぎごろから曇ってきて、船の上は何とか過ごしやすくなりました。
昼前(11時45分ごろ)にカンムリウミスズメをTさんが見つけ、しばらく観察・撮影などをして、島で遅い昼食を摂りました。
ヒヨドリの群れ(約200羽)が島から飛び出し、ハヤブサを警戒してか、また戻ってくるといったこの時期ならではの光景にでくわしました。そういえば出発前、白浜でも100羽くらいの群れが見られました。
少し休んでから、オオミズナギドリの繁殖を害するイノシシの罠やネズミ捕りの罠の状況を確認のため上陸しました。やぶ蚊、蜘蛛の巣、うだるような蒸し暑さを耐え、汗だくで山坂を歩き回りました。
さすがに白浜に帰着した時は、やれやれという感じでしたが、K船長のおかげもあって、無事、調査を終えることができました。秋には目撃件数が極端に少なくなる中、この9月に11日に引き続き、カンムリウミスズメを記録することができ、一同、よかったと喜び合いました。
(この調査は、セブン‐イレブン記念財団 みどりの基金 / パタゴニア日本支社 環境助成金 を受けて行いました)
※生息地保全のために詳細な調査区域を非公表としています。